日本産のブドウを100%使用し、日本国内で製造されたワイン。今、「日本ワイン」がワイン愛好家の熱い視線を集めています。
前回コラムでは、白ワイン用の日本固有品種代表格「甲州」のお話をさせていただきました。
今回は赤ワイン用の日本固有品種「マスカットべーリーA」にスポットライトを当ててみましょう。
黒ブドウの日本固有品種「マスカットべーリーA」の特徴は、チャーミングな果実味とキレイな酸、渋みは柔らかく軽やかな飲み口。イチゴやチェリーのような甘やかで可愛らしい香りと、クリーンでフレッシュな後味。呑み疲れずに、いつまでも飲み続けられそうな心地よさがあります。
合せる料理として定番となっているのは、旨みを生かした繊細な和食。カボチャの旨煮、肉じゃが、魚の煮つけなど、ちょっと薄味に仕上げた甘醤油の和惣菜。贅沢でリッチなものより、ほっこり家庭味がよく合います。
マスカットべーリーAのキュートなニュアンスに、しば漬けやカリカリ小梅を合わせるのもオススメ。そのままではインパクトが強すぎる場合は、蒸し鶏やクリームチーズをプラスして酸味のレベルを合わせてみてください。
ためしてビックリ!「しば漬けとワインのマリアージュ」アレンジ3品!
さて、今回のレシピは和惣菜でもしば漬けでもなく、私にとってはNo.1のマリアージュ。とろけるチーズにいちごジャム、時々ガリッとくる黒コショウ。少ない材料で、のせてのせて焼くだけという手軽さも嬉しい1品です。
材料(1人分)
食パン(6~8枚切り) 1枚
ミックスチーズ 30g
ベーコン 1/2枚
いちごジャム 大さじ1
粗びき黒コショウ お好きなだけ
【1】 パンにミックスチーズをのせます。
【2】 5mm幅にカットしたベーコンを散らします。
【3】 トースターまたはオーブンへ入れ、チーズが溶けるまでこんがりトースト。最後にいちごジャムをのせ、粗びき黒コショウをたっぷり散らします。
チーズもベーコンも欲張りすぎず、パンは厚切りより薄切りをチョイス。ワインの口当たりが軽いので、料理も重くしすぎないのがポイントです。
香りのニュアンスが似た物同士のいちごジャムが相性抜群!しっかり甘みのある市販のジャムを、マスカットべーリーAの酸味がキリリと引き締めます。
このレシピ、もうすぐ解禁を迎えるボージョレヌーボーにも合いますよ。