「ワインかるた」の記事 46 件

ワインかるた「を」─色をあわせよう

煮込み料理など茶系のコクのある料理は赤ワインを、魚貝や塩コショウで味付けをした色の薄い料理は白ワインを選ぶと、ワインと料理の相性が良い傾向にあります。料理やワインに迷ったときは、参考にしてみると良いかもしれません。

ワインかるた「わ」─ワインの中にダイヤモンド!?

ミネラルの多いワインを長期熟成させたり、低温状態で長く保存すると、ワイン瓶の中にキラキラした結晶が沈んでいる事があります。これは、ワインの成分である酒石酸がカリウムが結晶化した「酒石」です。ヨーロッパでは「ワインのダイヤモンド」と呼ばれています。高価な白ワインに見られる事が多く、良質なワインの証でもあります。

ワインかるた「ろ」─ロゼワイン、じつは箱入り娘

ロゼワインは、赤と白のワイン(ブドウ)を混ぜているだけ...と勘違いされがちですが、実はとても丁寧に作られています。中でも、黒ブドウを赤ワインと同じ手順で醸造し、適度な色がついたころに果汁を取り出し発酵させる製法は、高度な技術と手間が必要です。近年日本でも、軽い食事にあわせるなどロゼワインの価値が見直されつつあります。

ワインかるた「れ」─レストランで大失態

赤ワインを服などにこぼしてしまった場合、応急処置として白ワインを染み込ませ、ポンポンとたたき、最後に塩でシミを覆いもみ洗いすると良いと言われます。あくまでも応急処置なので、実際起こってしまった場合は、シミ抜きやクリーニングを利用するようにしましょう。

ワインかるた「り」─りょうりとワインのマリアージュ

マリアージュとはフランス語で「結婚」という意味で、料理とワインの相性を表現するときに使われます。一般的に、白ワインは魚介、赤ワインは肉とあわせることが良いとされていますが、白ワインにあわせた肉料理など、料理とワインのマリアージュを探ることは、ワインを楽しむ際の醍醐味でもあります。

ワインかるた「ら」─らくちん~♪

日本では古くから女性がお酌をする風習がありますが、レディーファーストがまかり通っている国々では、女性がお酒を注ぐのはNGです。もちろんワインも、男性が注ぐのがマナー。女性は堂々と、男性にワインを注いでもらいましょう!

ワインかるた「よ」─よそ者だって気にしない

日本では、国産ワインより輸入ワインの方が多く飲まれています。1990年代前半ごろまでは国産ワインのほうが多く飲まれていましたが、今では輸入ワインが70%です。ですが最近、日本産のワインが海外で賞をとるなど、国産ワインも見直されつつあります。

ワインかるた「も」─もう少し小さい声で…

ワインのテイスティングで香りを表現する際、フルーツや花に例えることが多いようです。ところが、中にはビックリするような変わった例え方もあります。変わった例えで代表的なものは、「猫のおしっこ(白ワイン)」「濡れた犬(赤ワイン)」「灯油(白ワイン)」「鉛筆の芯(赤ワイン)」「馬の汗(赤ワイン)」などがあります。

ワインかるた「め」─めいじ時代 ワインはじめました

日本のワイン造りは、文明開化を受けて洋風文化を積極的に取り入れるようになった明治時代以降。当時米不足だった日本は、米を原料とした酒造りを避けたかったようです。そのため政府がヨーロッパやアメリカからぶどう苗木を輸入し、山梨県をはじめ各地でぶどう栽培とワイン醸造が行われるようになりました。

ワインかるた「み」─みんなで乾杯 グラスをぶつけるのはマナー違反

ワイングラスで乾杯する場合、グラスとグラスをぶつけて「カチーン」と音を鳴らすのはマナー違反です。特にフォーマルなレストランでは厳禁。高価なワイングラスが、乾杯の衝撃で割れてしまう危険もあります。ワイングラスで乾杯するときは、グラスを首のあたりまで持ち上げ、アイコンタクトをとり乾杯を楽しみましょう。

ワインかるた「ま」─まちがえた!まわす方向逆だった

グラスを回す(スワリング)する際は、右利きの人は反時計まわり、左利きの人は時計回りに回しましょう。もし、ワインが飛び散ってしまっても、自分の体で防ぐことができます。スワリングは、ワインに酸素を含ませ酸化させることで香りを高める効果があります。グラスの中で変化する香りを楽しむことができるので、ぜひチャレンジしてみてください。

ワインかるた「へ」─へこんでいるのは どうして?

ワインボトルの底には、大きなくぼみがあります。長期熟成された上質なワインは「澱(おり)」と呼ばれる不純物が発生します。ワインボトルは、その澱をワインと分離させるために、底にくぼみを設けています。また、くぼみがあることで澱が舞い上がりにくくなり、注いだ際にグラスに移るのを防いでくれるのです。

ワインかるた「ひ」─ひゃくグラムは75キロカロリー

赤ワインと白ワインのカロリーは100g=約73kcalです。ロゼワインは少し高く約77kcal。日本酒、焼酎、ウイスキーに比べると低く、ビールよりは少し高めですが、グラス1杯のワインとジョッキ1杯のビールを比較するとワインのカロリーが低い結果となります。また、ワインには美容健康効果が期待できるポリフェノールが含まれており、カロリーと美容を両立したい方にはおすすめのお酒です。