「山本加奈子」の記事 29 件

美食の地・バスク地方の郷土料理「アショワ」

今回はバスク地方の郷土料理「アショワ」をご紹介させていただきます。アショワとはバスク語で“細かく刻んだもの”を意味する、伝統的な家庭料理です。バスク地方の特産品ピーマンをたっぷり使い、仕上げにピマン・デスプレットを効かせたピリっと辛みのあるバスク版“キーマカレー”の様なお料理です。バスク地方の郷土料理ではありますが、スーパーで手に入る食材を使って簡単に出来るので是非作ってみてください。

ワイン好きにはたまらない!ピレネー山脈麓に広がる山バスクの魅力

前回は海バスクを紹介したので、今回はフランス南西部ピレネー山脈麓に広がる山バスクについてのご紹介します。まずはバスク地方を一望できる聖なる山、ラ・リュヌへ。1924年の開通当初から変わらぬ姿で走る優雅でかわいらしい登山列車に乗って標高905M・全長4.2キロの道のりを時速8キロで約30分の列車の旅へ出発です。車窓からは途中に野生の馬や羊たちが悠々と歩く姿を目にする事ができます。

ココ・シャネルが愛した、ワインと美食のフランス南西部バスク地方

フランス南西部とスペインの北部にまたがるバスク地方。大西洋に面し温暖な気候に恵まれたピレネーの裾野に広がるこの地では山バスク・海バスクと言われるほど山の魅力・海の魅力それぞれを持ち合わせたとても素敵な場所です。独自の言語“バスク語”が使われ独特な文化や料理、伝統が今も守られています。今回は海バスクについてご紹介させて頂きます。

初夏にピッタリな簡単プロヴァンス料理、ニース風サラダ

今回はプロヴァンスの郷土料理についてご紹介させて頂きます。プロヴァンスの代表食材と言えば、トマト、パプリカ、ズッキーニ、ハーブ、オリーブなど、隣接しているイタリアでも頻繁に使われている食材が目立ちます。美しい海、山、自然豊かな恵まれた大地には太陽の光がさんさんと降り注ぎ多くの特産物が実ります。代表的なものにフランスのお惣菜としてもおなじみのラタトゥイユは、実はニース生まれ。先ほど挙げた様な数種類のお野菜や厚切りベーコンなどをオリーブオイルでしっかり炒め、じっくり煮込んでつくります。

ロゼワインの産地!そして、フランスの夏と言えばプロヴァンス地方

フランス南東部、地中海沿岸のフランス最古の港町マルセイユから、世界屈指の高級リゾート地ニースまでの一帯を占めるプロヴァンス地方。フランスの夏、パリから約700キロの道のりを「ロゼワインと碧い海」、最高のヴァカンスを求めコート・ダジュールへ車を走らせます。待ち遠しいヴァカンスを前に、一足早く夏気分を楽しめるプロヴァンス地方についてご紹介します。

超簡単!アルザス地方の郷土料理タルトフランベ

前回のコラムでご紹介させて頂いたアルザス地方に続き、今日はアルザス地方の郷土料理「タルトフランベ」の簡単レシピをご紹介させて頂きます。オーソドックスなスタイルは、薄いパン生地にタマネギ、ベーコン、フロマージュブランを乗せ、オーブンでパリパリに焼き上げたものです。フランベとは炎のことで、薪釜の炎で焼いたことから、炎のタルト=タルトフランベと呼ばれる様になったそうです。

フランスとドイツの文化が交錯するアルザス地方の魅力

フランス東端に位置し、ドイツ国境と隣接するアルザス地方。この地方の独特なスタイルを持つアルザスワインについてのご紹介です。アルザス地方は、フランスとドイツに交互に支配された歴史があり、食文化もワインもフランス圏でありながら、ドイツ色が今もなお色濃く残っています。

ビタミンがたっぷり詰まった彩りマリネ

陽射しが暖かく、待ちにまった、行楽シーズンの到来。心地よい春の風を感じながら、のんびり過ごす休日が待ち遠しいですね。そんな休日の為に仕込みたくなる、ビタミンカラーたっぷりの元気をくれる一品をご紹介します。

春を告げる簡単レシピ!ホワイトアスパラと生ハムのソテー

コートを羽織らずに外出できるようになってきましたね。道端に咲く可憐な草花も、心地よい陽の光をたっぷり浴びて気持ち良さそうです。フランスで春の便りと言えば「ホワイトアスパラ」です。このホワイトアスパラで前菜を一皿作ってみましょう。誰でも簡単に出来る1品なので、ぜひ作ってみてください。