ワイン資格受験者必見!海外ウェブサイトのすすめ【ワイン学習編】

前回、ワインの最新情報に役立つ海外ウェブサイトのご紹介をしましたが、今回はワインの学習に役立つサイトをご紹介します。ソムリエやワインアドバイザーの資格試験に挑戦されているにはもちろん、ワインについて知識を深めたい方にもおすすめの内容です。ぶどう品種や生産地域について定義をさくっと調べたいときにはジャンシス・ロビンソン氏のサイトがおすすめです。

ワインかるた「な」─なみなみ注ごう?がぶがぶ飲もう?

ワイングラスに注ぐワインの量は、グラスの4分の1~3分の1が目安です。日本のレストランでは、その目安を守って注ぐことが多いですが、海外のレストランでは2分の1程度注いでくれることがあり、得した気分になります。ちなみに、シャンパンやスパークリング・ワインといった発泡性ワインの場合は、半分以上入れるとキレイな泡を楽しむことができるでしょう。

世界のワイン最新情報を知りたい!海外ウェブサイトのおすすめ3選【情報収集編】

みなさんはワインの情報を調べるときにどんなウェブサイトをご覧になっていますか? 私は日本のウェブサイトだけではなく海外のウェブサイトも利用しています。英語だらけで難しそう...という印象もありますが、日本語だけでは得られないたくさんの情報がそこには集められています。 今回はワインの情報収集に役立つ世界のウェブサイトについてご紹介します。

ワインかるた「と」─どちらがお好き?NEWとOLD

世界のワイン生産国を大きく分類すると、「旧世界」と「新世界」に分かれます。「旧世界」は、古くからワインを生産しているフランス、イタリア、スペイン、ドイツ等のヨーロッパ諸国です。「新世界」は欧州以外のアメリカ、チリ、オーストラリア等の新興ワイン国のことを指し、別名「ニュー・ワールド」。ちなみに日本は新世界ですが、日本国内では旧世界が好きな人が多い傾向があります。まだまだ歴史の浅い新世界ですが、新しい技術を取り入れるなど素晴らしいワインも多く作られています。ぜひチャレンジしてみてください。

ワインかるた「て」─て酌はNG!

高級レストランでは、ワインの手酌はしないことが鉄則。タイミング良くソムリエやサービス係が注いでくれます。ですが、カジュアルなレストランではサービス係が注いでくれない場合もあります。そういった場合は、ホストとなる人が注ぐのがマナーです。

ワインかるた「ち」─チェンジはできません

レストランで注文したワインをテイスティングする場合は、問題がないかどうかを確かめます。つまり、味見ではなく、品質を確認するために行うのです。テイスティングの結果、好みの味ではなかったとしても、チェンジはできないので気をつけましょう。

ワインかるた「た」─たて飲みで贅沢しちゃおう

同じ銘柄で年代を超えて飲むことを縦飲み(垂直試飲/ヴァーティカル・テイスティング)、同じ年代で種類を変えて飲むのが横飲み(水平試飲/ホリゾンタル・テイスティング)と言います。古いワインは高価な場合が多く、年代を遡るほど縦飲みは贅沢なテイスティングとなります。

ワインかるた「そ」─そ~っとね…

シャンパンは、なるべく音をたてず、泡も出さないようにするのが上手な開け方です。シャンパンを上手に開けたときに聞こえる、上品で小さな音を「天使のため息」と呼ぶ人もいます。ポーンと音を出す抜栓は、結婚式やパーティのようなイベントのときのみ、と憶えておいてください。

ワインかるた「し」─じゅんばんを間違えないで

数種類のワインを飲む場合、その順序は「辛口から、甘口へ」「軽いものから、重いものへ」が鉄則。例をあげるとすれば、辛口の白→軽めの赤→重めの赤…といった順番で飲むのがおすすめです。順序を守って飲むほうが、よりワインの風味を豊かに感じとれます。

赤ワインのポリフェノールがアルツハイマー病の予防に!

少子化が叫ばれ、65歳以上の高齢者が増加しつづける日本。2004年をピークに総人口は減少し、2030年には65歳以上の高齢者が全人口の31.8%となると予想されています。また、認知病高齢者も増加していくと云われており、2015年の厚生労働省の発表によると、2025年の認知症患者は現状の1.5倍以上になるとのこと。

ワイン好きにはたまらない!ピレネー山脈麓に広がる山バスクの魅力

前回は海バスクを紹介したので、今回はフランス南西部ピレネー山脈麓に広がる山バスクについてのご紹介します。まずはバスク地方を一望できる聖なる山、ラ・リュヌへ。1924年の開通当初から変わらぬ姿で走る優雅でかわいらしい登山列車に乗って標高905M・全長4.2キロの道のりを時速8キロで約30分の列車の旅へ出発です。車窓からは途中に野生の馬や羊たちが悠々と歩く姿を目にする事ができます。

ワインかるた「さ」─さ、さわりたい…

お酒を注いでもらうとき、お猪口やビールグラス持ち上げる習慣がある日本人は、ついついワイングラスも持ちあげたくなるかもしれません。ですが、ワインを注いでもらうときグラスは手に持つのはNGです。持ち上げてしまうと、もともと高さのあるワイングラスはさらに高い位置となり、注ぎづらくなってしまいます。また、安定が悪くこぼす原因にもなってしまうので、必ずテーブルに置いたままにしましょう。

ココ・シャネルが愛した、ワインと美食のフランス南西部バスク地方

フランス南西部とスペインの北部にまたがるバスク地方。大西洋に面し温暖な気候に恵まれたピレネーの裾野に広がるこの地では山バスク・海バスクと言われるほど山の魅力・海の魅力それぞれを持ち合わせたとても素敵な場所です。独自の言語“バスク語”が使われ独特な文化や料理、伝統が今も守られています。今回は海バスクについてご紹介させて頂きます。

ワインかるた「け」─けっこう前から飲んでます

ワインは大変歴史の古いお酒のひとつです。紀元前8000年頃からワインが飲まれていたとされており、アルメニアでは紀元前4000年のものとされる世界最古のワイン醸造所跡が発見され、高度な醸造技術が確立されていたようです。世界最古の文学作品と言われる「ギルガメシュ叙事詩」の中にも赤・白両方のワインが登場し、この書物がワインに関する最も古い記述とされています。

蜂蜜からできたワイン?!ブドウだけがワインじゃなかった!

リンゴ、ブルーベリー、蜂蜜、マンゴー、チェリー、メロン。この中でワインを造れないものはどれでしょう。正解は「なし」です。ワインの原料というとブドウだけが思い出されますが、実は世界中には様々な原料を元にワインが造られているのです。ワインを広く定義すると「原料の糖分を酵母により発酵させて造ったお酒」と言うことができます。言い換えると酵母の利用できる糖分があり、発酵を起こさせることができればワインになれるということです。