「郷土料理」のまとめ

イル・ド・フランスの郷土料理「ポタージュ・サン・ジェルマン」の作り方

春の食材が店頭を飾り、五感すべてから春を楽しむ事が出来る嬉しい季節ですね。今日は春に旬を迎えるグリンピースを使ったイル・ド・フランスの郷土料理「ポタージュ・サンジェルマン」の作り方をご紹介させて頂きます。 「ポタージュ・サンジェルマン」とはグリンピースを使ったポタージュのことです。何故、サンジェルマンと呼ばれるのかと言うと、かつてパリ近郊のサンジェルマン・アン・レがグリンピースの産地だったことから、「ポタージュ・サンジェルマン」と呼ばれる様になったそうです。 とても簡単に出来るのでぜひ作ってみてください。

ふわっふわでトロトロ!!おうちで簡単「ふわとろ卵とじのトンてり煮」の作り方

治部煮とは、江戸時代から親しまれている石川県金沢市の郷土料理です。鶏肉や鴨肉に小麦粉をまぶし、季節の野菜と一緒にダシの中でサッと煮たてて作ります。今回は治部煮を作る時に使う調理法で赤ワインにぴったりの「ふわとろ卵とじのトンてり煮」をご紹介します。

家庭で出来る美味しい焼き鳥!絶品タレの今治風焼き鳥の作り方

皆さんは焼き鳥は「タレ」と「塩」、どちらが好きですか?私は鶏肉の部位によって「タレ」や「塩」で楽しんでいますが、家で作る時には「タレ」にすることが多いです。 今回は自宅で簡単に作れる焼き鳥をレシピをご紹介します。それは、ロゼワインや赤に合わせて楽しめる絶品「タレ」の今治風焼き鳥です。 今治焼き鳥は愛媛県今治市のご当地料理で、職人も多い街なので、早く焼き上げられるように串に刺さず鉄板に押しつけて焼くようにしたのがはじまりだそうです。

簡単に作れる!フランス・リヨンの郷土料理「セルヴェル・ド・カニュ」のレシピ

今回はフランス・リヨンの郷土料理、セルヴェル・ド・カニュをご紹介させて頂きます。フランス語でセルヴェルとは脳みそ。カニュとは絹織職人の意味で、リヨンの産業であった絹織物の職人たちが食べていたことからこの名がついたと言われています。作り方はとてもシンプル!フロマージュ・ブランに生クリームを混ぜ合わせ、ハーブとニンニクを加えたさっぱりとしたフレッシュチーズ料理です。簡単に出来るので是非つくってみてくださいね。

豚バラ肉の旨味が凝縮!フランス・ロワール地方の郷土料理「リヨン」

今回はフランス・ロワール地方の郷土料理、リヨンをご紹介させて頂きます。 豚バラ肉をじっくりと煮焼きしたロワール地方のスペシャリテで、材料は豚肉に白ワインと香草だけのとてもシンプルなものです。一晩ハーブと白ワインにつけ込むことで焼き上げた豚肉からの香りがたまらなく、ワインのおつまみに最適な1品です。 簡単に出来るので是非作ってみてください。

イースターに食べるブルゴーニュ地方の郷土料理「ジャンボン・ペルシエ」

今日はブルゴーニュ地方の郷土料理「ジャンボン・ペルシエ」をご紹介させて頂きます。 フランス語でジャンボンはハム、ペルシエとはパセリ状という意味で「ジャンボン・ペルシエ」とはハムとパセリのゼリー寄せです。 ブルゴーニュ地方ではレストランの定番前菜メニューとなっていますが、本来ブルゴーニュ地方のマスタードの産地として有名なディジョンで、復活祭に食べるお料理として発祥しフランス全土に広まった名物料理と言われています。

素朴な家庭料理!フランス・ベアルヌ地方の郷土料理「ガルビュール」

今日はフランス・ベアルヌ地方の郷土料理ガルビュ−ルをご紹介します。 ベアルヌ地方とはフランスの南西に位置しスペインとの国境近くにある地方で、オッソー・イラティという羊乳から造るチーズの産地としても知られます。 ガルビュールはキャベツを主にたっぷりのお野菜とインゲン豆やベーコンなどを入れ煮込んだ具沢山なスープで、パン・ド・カンパーニュと共に頂くのが定番です。優しくほっとする味わいの素朴な家庭料理です。

フランス・ブルゴーニュ地方の郷土料理「ブッフ・ブルギニョン」

今日はフランス・ブルゴーニュ地方の郷土料理『ブッフ・ブルギニョン』をご紹介させて頂きます。 ブッフとは牛肉、ブルギニョンとはブルゴーニュ風という意味で赤ワインをたっぷり使い牛肉を煮込んだお料理で、日本でいうビーフシチューの原型にあたるものとも言われています。 ブッフ・ブルギニョンとブルゴーニュワインは至福の時を楽しむ事が出来る最高のマリアージュです。 特別な日の一皿にいかがでしょうか。

お肉の付け合わせに!フランス・オーヴェルニュ地方の郷土料理「アリゴ」

今回はフランス・オーヴェルニュ地方の郷土料理『アリゴ』をご紹介させていただきます。 つぶしたジャガイモにチーズを混ぜ込み、お餅の様な粘りが出るまで練りあげるお料理で、現地のレストランでは熱々の鍋に入ったアリゴを豪快に目の前で練り上げサーブしてくれる圧巻のパフォーマンスが楽しめるのも有名です。 本来アリゴは、オーヴェルニュ地方でつくられる『トム・フレッシュ・ライオル』というチーズを使って作られるのですが、日本ではなかなか手にはいらないので今回はモッツァレッラチーズを使ってつくりました。

フランス・サヴォワ地方の郷土料理「タルティフレット」

今回はフランス・サヴォワ地方の郷土料理「タルティフレット」をご紹介させて頂きます。 世界有数のスキーリゾート地としても知られるサヴォワ地方は、ラクレットやチーズフォンデュなどチーズを主体としたお料理が多く、アルプスの山で放牧された牛たちから搾った良質なミルクを使ったチーズ造りのとても盛んな地方でもあります。 今回ご紹介するタルティフレットもジャガイモに炒めた玉葱とベーコン、そこにチーズを乗せてオーブンで焼いた素朴でシンプルな山のお料理です。

フランスの冬の風物詩!アルザス地方の郷土料理「シュークルート」

今回はクリスマス時期に作りたくなるフランス・アルザス地方の郷土料理シュークルートをご紹介させて頂きます。 クリスマスシーズンのこの時期にパリをはじめ、フランス各地でマルシェ・ド・ノエル(クリスマス市場)が開催されます。 その市場ではクリスマスグッズはもちろん、フランスのクリスマスでは欠かせないフォワグラやパテなどの食材から、可愛いクッキーやクグロフ等たくさんの屋台が並び、歩いているだけでクリスマス気分が高まりワクワクしてしまいます。

フランス・ラングドック地方の郷土料理「鱈のブランダード」レシピ

今回は冬を代表するお魚「鱈」を使って作るフランス・ラングドック地方の郷土料理「鱈のブランダード」をご紹介させて頂きます。ブランダードとは「混ぜる」と言う意味で、鱈を牛乳で茹でジャガイモを加え混ぜてペースト状にしたお料理です。本来は干し鱈を使って作りますが、今回は鱈の切り身で作りました。身近な食材で簡単に出来るので、是非作ってみてくださいね。

パーティーにも最適!オーストリアの郷土料理「シンケンフレッカール」

こんにちは。KITCHEN CLOWN五十嵐です。早いもので新酒の季節ですね。 新酒といえば、フランスのボジョレー・ヌーボーが11月の第3木曜日に解禁になるのは、あまりにも有名ですが、新酒の解禁は各国で異なります。日本では山梨ヌーボーが11/3に解禁になりました。 イタリアのノヴェッロは10/30、ドイツのディア・ノイエは11/1、オーストリアのホイリゲは11/11などなど...各地で、新酒は楽しまれているんですね。

短時間でサッと作れる!ブルターニュ地方の郷土料理、ムール・マリニエール

今回はフランス・ブルターニュ地方の郷土料理、ムール・マリニエールをご紹介させて頂きます。「マリニエール」とは漁師風という意味で、ムール・マリニエールはブルターニュ地方の漁師料理として親しまれてきました。現地では鍋に山盛りのムール・マリニエールとフライドポテトが添えられ出てくるのが定番でムール・フリットと呼ばれています。

驚くほど簡単!プロヴァンス地方の郷土料理、茄子のタプナード

今回はフランス・プロヴァンス地方発祥の郷土料理タプナードをご紹介させて頂きます。 タプナードとは、オリーブ、アンチョビ、ケーパー、ニンニクが入った南仏を代表する食材から作るペースト状のお料理です。今回は今一番美味しい時期を迎えた茄子を入れたタプナードを作ってみました。 材料をミキサーにかけるだけで、簡単に出来るので是非作ってみてください。

旨みと甘味が凝縮した南仏ピザ「ピサラディエール」の簡単レシピ

今日は南仏郷土料理“ピサラディエール”をご紹介させて頂きます。ピザ生地にじっくり炒めたタマネギとアンチョビ、黒オリーブをトッピングして焼き上げたピザの様なニースの郷土料理です。 “ピサラ”とはニースの言葉で『塩漬けの魚』という意味で、アンチョビの塩気とじっくり炒めたタマネギの甘みが絶妙です。キリッと冷やしたロゼワインや白ワインがグイグイ進んでしまう一品でとても簡単に出来るので是非作ってみてください。

美食の地・バスク地方の郷土料理「アショワ」

今回はバスク地方の郷土料理「アショワ」をご紹介させていただきます。アショワとはバスク語で“細かく刻んだもの”を意味する、伝統的な家庭料理です。バスク地方の特産品ピーマンをたっぷり使い、仕上げにピマン・デスプレットを効かせたピリっと辛みのあるバスク版“キーマカレー”の様なお料理です。バスク地方の郷土料理ではありますが、スーパーで手に入る食材を使って簡単に出来るので是非作ってみてください。

超簡単!アルザス地方の郷土料理タルトフランベ

前回のコラムでご紹介させて頂いたアルザス地方に続き、今日はアルザス地方の郷土料理「タルトフランベ」の簡単レシピをご紹介させて頂きます。オーソドックスなスタイルは、薄いパン生地にタマネギ、ベーコン、フロマージュブランを乗せ、オーブンでパリパリに焼き上げたものです。フランベとは炎のことで、薪釜の炎で焼いたことから、炎のタルト=タルトフランベと呼ばれる様になったそうです。