「日本ワイン」のまとめ

1年間の流れを知りたい!ブドウと生産者の12か月を解説

ブドウ栽培を行うワイン生産者は、ブドウの成長に合わせた栽培作業サイクルで動いています。春夏秋冬、その時期ごとに必要な栽培作業や醸造作業が行わるワイン造りは、まさに“自然のサイクルと共にある”、と言っても過言ではありません。ここでは、ワイン造りの1年間の流れや、ワイナリーツアーに最適な時期などを解説していきます。

世界中で人気沸騰中のニュージーランドワインからヌーヴォーまで!メルシャン今期注目のワインを一挙ご紹介

7月4日に開催されたワイン業界関係者向けの試飲会「メルシャン・ワイン・フェスティバル2018」に参加してきました。約150種ものメルシャン株式会社(以下、メルシャン)が取り扱うワインを試飲できるとあって、会場内は大盛況!業界もメルシャンのワインに注目していることが伺えました。そこで今回は試飲会場でとりわけ話題になった、関係者も注目しているワインをいくつかご紹介したいと思います!

日本ワインブーム到来!でも日本のワインについてどれだけ知ってる?

近年、日本のワインの品質向上はめざましく、世界的にも評価されつつあるのは皆さんもご存知でしょう。日本ではここ数年、酒類全体の出荷数は減ってきていますが、果実酒の出荷量は増加の一途をたどっています。新しい生産者も増え、造られるワインも多種多様になってきたことから、消費者が適切に商品選択を行えるよう、今秋には国税庁によって定められた「果実酒等の製法品質表示基準」も施行されます。そこで今回は、改めて日本のワイン産業が今どういう状況なのか、具体的に見ていきたいと思います。

【シャトー・メルシャン】ポートフォリオ刷新!今秋よりラインアップとパッケージデザインを一新して順次発売

メルシャン株式会社(以下、メルシャン)は、日本ワインブランド「シャトー・メルシャン」のポートフォリオを刷新し、2018年秋以降順次発売すると発表しました。過去10年間で1.5倍になった日本ワイン市場は今後も拡大していくとみられることから、メルシャンは自社管理畑を中心として主要栽培地に醸造及び、お客様接点を持つ3つのワイナリーを構築するとともに、海外での情報発信、インバウンド対応、CSV活動、そして消費者との直接対話を強化していく方針を打ち出しています。 今回は、日本ワインを牽引するブランド「シャトー・メルシャン」の動向について、詳しくレポート致します。

最高品質の日本ワインを生み出す造り手が今伝えたいこととは?サントリー登美の丘ワイナリー訪問レポート

赤玉ポートワインから始まったサントリーの日本ワインの歴史で、今輝かしい受賞が続いています。昨年の日本ワインコンクールの金賞に続き、2018年5月にはサントリーワインインターナショナル(株)の「登美赤2013」が、インターナショナル・ワイン・チャレンジ2018(International Wine Challenge)の日本ワイン(赤)部門において、日本初となる金賞に加えて、部門最高賞トロフィーを受賞したのです。 世界に評価される国内最高峰の日本ワインを生み出す造り手が、今伝えたいこととは……。今回は、登美の丘ワイナリーを訪問し、新所長からお話しを伺いました。

【サッポロビール】北海道北斗市に新ヴィンヤードを開園!「シラー種の貴腐ワイン」も限定発売

2018年4月19日、サッポロビール株式会社は、良質な原料ブドウの確保と、日本ワイン「グランポレール」のさらなるブランド力向上のため、2018年6月に「北海道北斗ヴィンヤード(仮称、以下略)」を開園すると発表しました。現在急成長している日本ワイン市場は、2020年の東京オリンピック開催による訪日観光客の増加も予想されることから、今後もますます拡大すると考えられます。そこで、日本を代表するワインブランドの一つである「グランポレール」は、これまで以上に情報発信と原料調達力の強化をはかると宣言しました。今回はその内容について詳しく報告致します。

【サッポロビール】2018年はワインをもっと近くに。アンバサダーに佐藤栞里さんを起用!注目の新商品は?

2018年2月22日、サッポロビール(株)は自社の取り扱うワインブランドをお客様にもっと身近に体験してもらいたいとの意向から、サッポロ・ワインアンバサダーにタレントの佐藤栞里さんの起用し、これまで以上に積極的に情報発信をしていくとを発表しました。今年は一般消費者向けの大規模な試飲会の開催や、新商品を続々と発売する予定とのこと。今回はその中から特に話題性の高いアイテムをいくつかご紹介致します。

【祝】日本唯一の地理的表示指定「GI Yamanashi」って、どんなワインのこと?地理的表示って何?

日本のワインを向上させるために必要不可欠なワイン法ですが、2013年に日本唯一のワイン銘醸地である山梨県では国税庁が認めた『地理的表示「山梨」』が誕生していたことをご存知ですか?今回は、ワイン法に先駆けたこの「GI Yamanashi」について、どういうものなのかご紹介したいと思います。

【ワインに合う国産おつまみ5選と日本ワイン3選】年末年始は自宅でワインを味わい尽くそう!

12月に入り、年末年始の準備にそわそわし始めました。おもてなしが増える時期、急なお客様に「あ~何もない!」なんて事のないように、事前に常備品を用意しておくと安心ですよね。今回は、年末年始に役立つ、ワインに合う国産のおつまみをご紹介します。ワインを用意したら、「とりあえずこの美味しいおつまみで待ってて!」と言えるような、手軽なおすすめセレクトです。

混ぜるだけで簡単おいしい!ポリフェノールたっぷりで低カロリーな「ショコラテリーヌ」レシピ

寒くなってきましたね。ワインも美味しい時期ですが、チョコも恋しくなる季節です。お店でもチョコレートの売り場が広くなり、色々な種類のチョコレートに何を買おうか迷ってしまう今日このごろ。 今回は、焼かずに混ぜるだけで簡単に作れる、テリーヌ風のケーキをご紹介します。日本ワインに合わせて、和風なチョコデザートのおつまみです。材料はコラム読んでいただいてのお楽しみ♪女子会で出しても盛り上がるかと思います。

フライパンで簡単おしゃれ!ヌーヴォー(新酒)と味わう「豚肉のみかん煮」レシピ

11月はヌーヴォー(新酒)が多く出回る季節ですね。イタリアのヴィーノ・ノヴェッロから始まり、日本ワインの山梨ヌーボー、オーストリアのホイリゲ、ドイツのデア・ノイエ、フランスのボージョレ・ヌーヴォーなど、フレッシュで果実味溢れる新酒を購入される方も多いのではないでしょうか。 今回は日本人に身近なフルーツである”みかん”を使って作る、新酒によく合う豚肉の煮込み料理をご紹介します。 オレンジとはまた違う、優しい香りと甘味が豚肉と絡み、新酒のフレッシュさとマッチします。フライパンでとっても簡単に作れますよ!

ギフトや持ち運びに最適!ワインを風呂敷でラッピングしてエコで小粋な演出を。

人が集まるシーンでは、手土産としてワインを用意する方も多いのではないでしょうか。そんな時は、昔ながらの風呂敷を使ったワインの包み方にチャレンジしてみませんか?日本ワインが定着している今、日本ワインを風呂敷に包んで大切なあの人にお渡しすると、エコな上にセンスの光るプレゼントになりますよ。

材料は3つだけ。日本ワインに合う「鶏むねの柚子胡椒クリーム和え」のレシピ

和食にワインを合わせるのが定番になりつつある昨今。時代の変化とともに、この10年で日本のワインは大きな変化を遂げました。日本産のブドウを100%使用し、日本国内で製造されたワイン。今、「日本ワイン」がワイン愛好家の熱い視線を集めています。 日本ワインの特長は、綺麗な酸、冷涼で透明感のある味わい、上品で繊細な口当たりなどが挙げられます。和柑を感じさせる爽やかな白ワインは、レモンやすだちを絞る天ぷらや焼き魚などと好相性です。刺身とワインは臭みを増幅させることの多い組み合わせですが、日本ワインは相性が良いとされています。特に、日本固有品種の「甲州」を使用した白ワインは、生臭みの原因となる鉄分が少なく、ご存じ「おいしんぼ」では、生の魚に合わせられる唯一のワインと紹介されました。 今回ご紹介するのは、日本ワイン(白)の和柑橘を合わせた1品。材料3つだけのお手軽さが嬉しい。お安い鶏むね肉を、しっとり柔らかに仕上げるポイントもおさらいします。ワインの酸とクリーミーなお料理、協調する柚子のニュアンスがよく合います。

透明感ある味わい!日本ワインの進化を感じる「グレイス グリド甲州 2016」をテイスティング

甲州ワインは国内だけでなく海外のコンクールでも受賞するなど、世界的に注目を集めています。特に21世紀に入ってからその進化は目覚ましく飲み手を唸らせてきました。 先日「グリド甲州」というワインを飲んで甲州のポテンシャルの高さを改めて感じたので、ご紹介させていただきます。

山形県南陽市、耕作放棄地バンクを活用した醸造用ブドウ栽培プロジェクトをスタート!

2016年にワイン特区に認定された山形県南陽市では、地方創生事業のひとつとして「耕作放棄地バンクを活用した醸造用ぶどう栽培プロジェクト」に取り組んでいます。 耕作放棄地バンクとは、「耕作継続が困難な農地を貸したい方」や「農地を借りてブドウ栽培・ワイン醸造をしたい方」など、それぞれの情報やノウハウを持ち寄るプラットフォームです。

【日本ワイン好き必見】カベルネ・フランにこだわり続ける「シャルマンワイン」にインタビュー!

繊細かつエレガントな味わいで人気の品種、カベルネフラン。ロワール地方やボルドーの右岸エリアで造られるワインが有名なこの品種ですが、日本国内でも素晴らしいカベルネフランのワインを生み出しているワイナリーがあります。 それが山梨県白州町白須にある「シャルマンワイン」です。今回、カベルネフランにこだわっている理由とワイナリーについて、様々なことをシャルマンワインの山本公彦にお聞きしました。

仕込みシーズン到来!日本ワインの老舗、タケダワイナリーを見学してきました

秋も深まり、日本各地のワイナリーでは、ブドウの収穫とワインの仕込みが始まりました。ワイン生産者にとって一年で最も忙しい季節の到来です。私達ワイン愛好家にとっては、この時期にワイナリーを訪れ、手入れの行きとどいた美しいブドウ畑を眺め、ワインが造られる過程をわずかな時間でも垣間見ることができるのは、何よりの楽しみです。 そういう訳で今年は、蔵王連峰の麓にあるタケダワイナリーを訪問してきましたのでご紹介致します。