海底で7ヶ月熟成させるとどうなる?海底熟成ワインSUBRINAの秘密に迫る
沈没船と共に長い間海底で眠っていたワインの話をご存知ですか?
海底で80年間も眠っていたエドシック・モノポールや、18世紀後半に難破した船から見つかったヴーヴ・クリコなど、飲み頃を過ぎてしまうほど長い間海底で沈没船と共に眠っていたワイン達。発見され、引き上げられたワインをプロがテイスティングしたところ、まだまだ飲める素晴らしい状態だったという、寓話のようでロマンティックな逸話です。そのワインは愛好家たちから珍重され、ロマンある存在は多くの人々の心を掴みました。海底での“眠り”は、いったいワインにどのような影響を及ぼすのか──。
そんな新たなる熟成の可能性を求めた試み「Venusプロジェクト」が日本で行われています。南伊豆の沖の海底で7ヶ月間寝かせ、熟成させるというもので、既に多くのメディアにも取り上げられて注目されています。今回はそのプロジェクト運営会社・株式会社コモンセンス代表取締役社長の青樹英輔さんに、海底熟成ワイン・SUBRINAの秘密についてお聞きしました。